「錬星舎の仕事18 緑陰硝子考」 @ 星ヶ丘アートビレッジ
思えばずいぶんガラス吹きをしている。
ガラスの炉の周り半径2Mほどをガラスがくっついた
棹持ってバタバタと小走りして38年間。
溶岩のような状態のガラスはそのままで展示したい程
美しいものではあるが、素性としては「かたちになる」
なんて明らかに嫌ってるとしか思えず、それをなだめ
すかしつ、コップや花瓶のようなものに仕上げる。
熔けたガラス側からみれば、上手いのだの美しいだの、
つくづくあっち、ヒトの世界のはなしだよと思ってる
にちがいない。
素材と作品「よき仲立ち」を心がけるのは作家です。
暑い日には気温40度を超える仕事場で出来たものが
「あら、涼しそう」などとお客さんに言われれば、
そのギャップに フフッとなる。
ご覧いただければ幸いです。
●7月24日(土)〜8月9日(月)会期中無休 10:00-18:00
「錬星舎の仕事18 緑陰硝子考」
@ 星ヶ丘アートビレッジ
高知県高知市横内153-1 http://hoshigaoka-art.at.webry.info/
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